この記事では登山「三種の神器」とも言われる
ザックの選び方をご紹介しています。
私自身、購入時に実際に迷ったことや、
選定に至ったポイントなども書いていますので、
これから購入を検討される方は是非ご覧ください。
■登山用ザックの必要性■選ぶ際のポイント■自分に合ったザックを探そう!
登山用ザックはとにかく用途に合わせた選定が重要です。
用途によってサイズ、求める機能も大きく変わってきます。
登山用ザックの必要性
さて、そもそもなぜ登山用のザックが必要なのでしょうか?
結論から言うと日帰りの低山ハイキング程度であれば、
タウンユースのザックでも特に問題はありません。
個人的には三種の神器と呼ばれる山道具の中での
優先順位はそう高くないと思っています。
(ちなみに個人的にはシューズ→レインウェア→ザックの順です。)
ただ、山用のものは通常のものより
通気性、安定感、機能性に優れているため、
より快適に登山を楽しみたい場合は専用ザックを購入することをお勧めします。
選ぶ際のポイント
1.用途に合わせてサイズを選ぼう
最適なザックの容量は、やってみたいと思う
登山のスタイルによって異なります。
一般的に日帰り登山であれば20〜30L、1泊2日程度の小屋泊であれば30〜50L、
テント泊であれば50〜70L程度のザック、というのが目安になります。
なので、日帰り登山も小屋泊もしたい方は、
30L前後のザックがお勧めということになります。
実際私も初めて購入したザックは店員さんのおすすめもあり、
33Lのグレゴリー「ジェイド33」というザックでした。
この後ご紹介もするのですが背負い心地もよく、物自体はとても良いです!
ただ、正直日帰りの登山にはややオーバースペックで「ちょっとかさばるな」
「もっと身軽にしたいな…」と思うようになってしまい、
20Lの日帰り用ザックも購入しました。
実際、年間で小屋泊・テント泊で登山する機会より、
日帰りで低山に行く機会の方が多くなるので私は分けた方が快適だと感じました。
なので、よくよく考えたら初めてのザックは20L〜25Lで、
ステップアップのタイミングで30L前後のものを購入しても良いと思います。
2.欲しい機能を洗い出してみよう
ザックは意外と物によって機能が異なります。
最近はUL(ウルトラライト)といって、
装備の軽量化を図るような潮流もあります。
軽量化されたザックはその分体への負担を軽減することもできるのですが、
物によっては背面のフレームがなかったり、
外ポケットや雨蓋などの便利な機能がなかったりすることもあるため、
少し玄人向けではあり、注意が必要です。
■グレゴリー ジェイド33 :小屋泊/共同装備でのテント泊
私がこちらのザックを購入する際に決め手となったのが背面の構造です。
メッシュパネルとザック本体の間に手が入る程離れているため、
通気性が良くてとても快適です。
ウエストベルトもかなりしっかりとしており、
初めて背負った時にはそのホールド感に驚きました。
荷重を腰にも分散できるため、安定して長時間背負うことができます。
また、外ポケットも多く、荷物の仕分けもとてもしやすいです。
ただ、今は改良されているようなのですがザックを購入した4、5年前より
iPhoneのサイズが大きくなってしまったためウエストベルトのポケットには
入らず、こちらのポーチを外付けして併用しています。
ちなみにご紹介のジェイドは女性用のモデルで、男性モデルは
ズールという商品になります!
どちらもアップデートされているようです。
■モンベル フィルストパック20:日帰り登山
日帰り登山ではこちらのモンベルの20Lのものを使っています。
見えていませんがウエストベルトやハーネスがあるということと
外側の大きなメッシュポケットが決めてとなりました。
最後に
ザックに限らず登山装備は高額なものも多いため一度購入したら
長いお付き合いになることも多いと思います。
そのため是非妥協せず、自分に合ったもの探してみてください!
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